"Webershock" Shock!!!―ウェバーショック ショック!!!―
 ウェバーショックさんは2007年4月28日〜30日に来日予定だったのですが、怪我のため実現せず、約半年遅れで来日され11月10日〜11日の上里カップに参加されました。
 何人かの方は前日の練習に付き合い晴天の中、素晴らしいフライトを目にしたと思います。1日目の午前中は生憎の雨だったのですが機体(Radical)を前に講演会を開いていただき大変勉強になりました。主なものは次のとおりです。
1.フック位置が重心より5mm後ろで、曳航時のキャンバーは深め、エレベータはダウン。
2.曳航の途中はキャンバーを少し浅くし、最後は再度キャンバーを深くして十分にテンションを掛ける。
3.タスクCのバラストは出来るだけ積む。Radicalの場合、フライト重量3.5kg(タングステン鋼で1.7kgまで積めるようです)
4.スムーズなパターンのためエレベータの舵角は2〜3mmしか動かしていない。
5.滞空時のデファレンシャルは少ない(むしろ逆?)
6、主翼のギガフラップは曳航時に抵抗を少なくし、尾翼のはタスクCのターンの剥離を防ぐ。
7.後進のために廉価な2mクラスのダッセルの版権を買い、ダッセルリーグを開催することを計画している。
 その後、競技が始まると丁寧なフライトを重ね、ユーロツアーチャンピョンの実力を見せ付けました。

2007/11/11